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セルフモチベーションって?身に着けるメリットと向上方法を解説

お役立ち情報
監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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「やる気が続かない」「指示がないと動けない」——そんな悩みを抱えていませんか?変化の早い時代では、上司や外部からの働きかけに頼らず、自ら行動を起こせる力が求められています。その鍵となるのが「セルフモチベーション」です。自分でやる気を引き出し、維持できるこの力は、仕事の成果にも人生の質にも大きな影響を与えます。本記事では、セルフモチベーションの意味、身につけるメリット、具体的な向上方法までを分かりやすく解説します。

セルフモチベーションとは?

自らの内側から湧き上がる「やる気」をコントロールする力

セルフモチベーションとは、外的な報酬や評価に頼らず、自分の内面からやる気を生み出し、それを維持・強化する能力のことです。自己成長、目的意識、好奇心などが主な源となります。

項目内容
定義自分自身で行動への動機を生み出し、維持し、目標達成に向けて動ける力
別名自己動機付け、内発的動機、モチベーションコントロール
対象日常生活、仕事、学習、スポーツ、自己啓発など、あらゆる行動に影響を及ぼす場面

セルフモチベーションを身につけるメリット

メリット項目解説
行動力が高まる目標に向かって自ら進んで動くことができるようになり、業務のスピードや質が向上する
継続力がつく困難に直面しても諦めずに取り組み続けられる力が身につく
ストレスに強くなる感情や状況に左右されにくく、自分の心をコントロールしやすくなる
成長スピードが速くなる主体的に学び、フィードバックを前向きに受け止められるため、スキルや能力の向上が早まる
周囲に好影響を与える前向きに行動する姿勢が周囲にも刺激となり、チーム全体の士気向上につながる

セルフモチベーションが高い人の特徴

特徴項目解説
明確な目的を持っている「なぜそれをやるのか」が明確で、自分なりの意味付けができている
小さな成功を大切にする達成感を積み重ねることで、自信とやる気を高めていける
自分を認める習慣がある結果だけでなく努力や工夫を評価し、自己肯定感を高めることができる
感情をうまく整理できるネガティブな感情に振り回されず、冷静に自分をコントロールできる
習慣化が得意であるモチベーションに頼らず、行動を習慣として継続する工夫ができる

セルフモチベーションを高める方法

方法項目解説
目標を明確に設定する数値化や期限付きの目標を立てることで、行動の指針と達成感を得やすくする
ビジョンを描く将来なりたい姿や理想の状態を明確にイメージすることで、モチベーションの源を強化する
成果を可視化するタスク管理アプリや記録ノートで進捗や達成を見える化し、やる気を刺激する
自己肯定感を高める日々の努力や工夫を自分で認め、失敗を責めすぎない姿勢を育てる
モチベーションの源を知る自分は「達成感」「貢献感」「挑戦」など、どのような要素に動かされるかを理解し、それを意識して行動する

セルフモチベーションと外的モチベーションの違い

比較項目セルフモチベーション(内発的)外的モチベーション
動機の出どころ自分の内面(好奇心・達成感・使命感など)報酬・評価・罰則・他者の期待など
効果の持続性長く安定して続きやすい短期的で状況に依存しやすい
自律性の高さ高い(自らの意思で行動できる)低い(外部の影響に左右されやすい)
仕事の質自発的な工夫や挑戦が生まれやすく、高い水準になりやすい指示された範囲にとどまり、質にばらつきが出やすい

まとめ

セルフモチベーションは、自分の行動に意味を見出し、自らの内面からやる気を引き出す力です。目標や価値観を明確に持ち、感情の整理と小さな達成を積み重ねることで、この力は確実に育てることができます。セルフモチベーションを高めることで、仕事でも人生でも、自ら道を切り開いて進む「自走力」のある人材へと成長することが可能になります。