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就労継続支援って?A・B型の違いについても解説

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監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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障がいや精神的な事情により一般企業への就職が難しい方を対象に、「働く場」を提供するのが就労継続支援制度です。中でも「A型」「B型」という2つの類型は、それぞれ対象者や働き方、報酬などに違いがあります。本記事では、就労継続支援の仕組みとともに、A型とB型の違い、利用する際のポイントについて分かりやすく解説します。

就労継続支援とは?

就労継続支援とは、障がいや難病のある方が継続的に働けるよう、働く場と支援を提供する福祉サービスの一種です。一般就労が困難な方でも、能力や体調に応じて働くことができるよう設計されています。

項目内容
対象者身体・知的・精神障がい、発達障がい、難病患者など
目的社会参加、収入の確保、自立の支援
提供内容作業指導、職業訓練、生活支援、健康管理支援

厚生労働省が所管しており、市町村の認定や障害者総合支援法に基づいて運営されています。


A型とB型の違いとは?

就労継続支援は「A型」「B型」の2つに分類されており、働き方や収入のあり方に違いがあります。

項目A型B型
雇用契約あり(労働者として雇用)なし(非雇用)
対象者一般就労が困難でも、雇用に向けた準備がある人体調・能力の面で雇用が難しい人
工賃・給与最低賃金以上の給与工賃(平均月1〜2万円程度)
サポート内容就職に向けた職業訓練が中心作業を通じた社会参加と生活リズム支援
目標一般就労への移行日中活動の安定と継続

A型は企業就職へのステップ、B型はその手前の「生活と作業の両立支援」と位置づけられます。


就労継続支援を利用するメリット

メリット内容
働く習慣が身につく定期的に通所し、日常のリズムを取り戻せる
自己肯定感が高まる作業の達成感や報酬が自己評価につながる
スキルが向上する就職を見据えた作業訓練や軽作業の経験ができる
社会とのつながりができる職員や他利用者との関わりが社会参加を後押し

特に長期間のひきこもりや休職経験がある方にとって、大きな第一歩となる支援です。


利用までの流れと注意点

就労継続支援は、以下のステップで利用が可能です。

ステップ内容
1. 相談市区町村の福祉窓口、または障害者就労支援センターへ相談
2. 申請サービス等利用計画を提出し、支給決定を受ける
3. 契約・通所開始支援事業所と契約し、作業開始

注意点として、「自分に合った事業所選び」が重要です。見学や体験利用を通じて、自分の状態や目標に合う支援を見極めましょう。


まとめ

就労継続支援制度は、障がいや病気を抱えながらも「働きたい」と願う人を後押しする重要な制度です。A型とB型の違いを正しく理解し、自分の状態や目標に応じた選択をすることが、前向きな社会参加への第一歩になります。自分のペースで「できることから始める」、それが就労継続支援の大きな価値です。