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請求書の正しい書き方とは?ポイントも解説

お役立ち情報
監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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請求書は、取引先に代金の支払いを求めるための重要な書類です。正しい形式で作成することで、信頼関係を損なわず、スムーズな入金につながります。一方で、記載漏れや不備があると、支払い遅延やトラブルの原因にもなります。本記事では、請求書の正しい書き方と押さえるべきポイントを解説します。

請求書とは?

請求書とは、商品やサービスを提供した後に、取引先へ代金の支払いを依頼するための文書です。支払い金額や期日、振込先などが明記されており、取引の証拠書類としても機能します。

項目内容
目的取引先に代金の支払いを依頼する
役割入金トラブル防止、会計処理の根拠書類
必要性法的義務はないが、商習慣上ほぼ必須
使用される場面物販、サービス提供、業務委託など取引全般

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請求書に必ず記載すべき項目

請求書には最低限記載すべき情報があります。これらを漏れなく記入することで、支払いトラブルを防げます。

項目内容
請求書のタイトル「請求書」と明記し、見ただけで請求書だとわかるようにする
請求日請求書を発行した日を記載
請求番号管理用に連番などをつけ、トラブル防止に役立てる
請求先相手企業名と担当者名を正しく記載
請求元自社名、住所、連絡先、振込先口座を明記
請求内容商品名やサービス名、数量、単価、合計金額を明確に記載
支払期日具体的な日付を記載し、入金遅延を防ぐ
振込先口座金融機関名、支店名、口座番号、口座名義を正確に記載

請求書の正しい書き方のポイント

1. 宛名の書き方に注意

宛名は会社名や部署名の後に「御中」、担当者宛の場合は「様」を使います。誤用すると失礼にあたるため注意が必要です。


2. 金額は税込と税抜を明確に

消費税を含めた総額を必ず記載し、税抜価格と税込価格を併記するとより親切です。


3. 支払期日は具体的に記載

「末日」など曖昧な表現ではなく、「〇年〇月〇日」と具体的に書くことでトラブルを防止できます。


4. 請求内容は詳細に記載

商品名やサービス内容を簡潔かつ明確に記載することで、相手側も確認がしやすくなります。


よくある間違いと対策

請求書でよくある間違いと、その防止策を整理しました。

よくある間違い対策
宛名の誤記事前に取引先情報を確認し、正式名称を使用する
請求番号の重複連番管理を徹底し、番号の重複を避ける
振込先口座の誤記入金テストや二重チェックで防止
消費税の記載漏れ請求書発行時に自動計算されるソフトを活用する
支払期日の記載忘れフォーマットを統一し、抜け漏れを防ぐ

請求書作成に役立つツール

近年では、請求書を簡単に作成できるクラウドサービスも広く利用されています。

ツールの種類特徴
ワードやエクセル無料で作成可能だが、手間やミスのリスクがある
クラウド会計ソフト自動計算や入金管理ができ、効率的に請求書を発行できる
専用請求書ソフト多数のフォーマットや機能があり、取引規模の大きな企業に適している

効率化や誤記防止のためにも、デジタルツールの活用は有効です。


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まとめ

請求書は、ビジネスにおける重要な書類であり、正しい書き方を押さえることでトラブルを防ぎ、取引先との信頼関係を深められます。宛名や金額の書き方、支払期日など細部まで注意を払い、フォーマットを整備することが大切です。さらに、クラウドや専用ソフトを活用すれば、効率的かつ正確に請求書を作成できます。