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カスタマーサクセスって何?仕事内容やポイントを解説

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監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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顧客との長期的な関係構築が重視される現代のビジネスにおいて、「カスタマーサクセス」の重要性が高まっています。サービスを導入してもらうだけでなく、継続して成果を出してもらうことで、自社の利益にもつながる仕組みです。本記事では、カスタマーサクセスの意味や具体的な仕事内容、成功のためのポイントをわかりやすく解説します。

カスタマーサクセスとは何か

定義と背景

カスタマーサクセスとは、顧客が自社サービスを通じて目的を達成し、継続的な成功を実現できるように支援する活動です。従来のカスタマーサポートが受動的な対応だったのに対し、カスタマーサクセスは能動的に顧客の成功に寄与する点が特徴です。

なぜ注目されているのか

サブスクリプション型ビジネスの拡大により、解約(チャーン)防止が経営課題となっています。そこで、LTV(顧客生涯価値)を最大化するために、カスタマーサクセスの導入が進んでいます。


カスタマーサクセスの主な仕事内容

業務カテゴリ内容
オンボーディングサービス導入初期の支援。設定や操作説明、初期設定などを支援
活用支援顧客がサービスを十分に活用できるよう提案やアドバイスを実施
成果のモニタリング顧客の利用状況や成果を分析し、適切なアクションを取る
継続提案利用継続やアップセル・クロスセルにつながる追加提案を行う
フィードバック収集顧客の声を集めて社内改善や開発チームへの連携を図る

カスタマーサクセスとカスタマーサポートの違い

両者は混同されやすいですが、役割やアプローチには明確な違いがあります。

項目カスタマーサクセスカスタマーサポート
アプローチ能動的受動的
対象継続顧客・課金ユーザー問題が発生した顧客
主な目的成果支援・継続利用促進問題解決
成果指標解約率の低下、LTV向上問い合わせ対応数、満足度など

カスタマーサクセスを成功させるポイント

顧客の成功定義を明確にする

「顧客の成功」は企業や業界によって異なります。成功の指標(KPI)を明確に設定し、それを共通言語として共有することが重要です。

顧客の活用状況を可視化する

ツールやダッシュボードを活用して、顧客がどの機能をどの程度使っているかを見える化することで、適切な支援が可能になります。

サクセスマネージャーの専門性を高める

単なるカスタマー対応ではなく、業界知識や課題解決力を備えた人材が求められます。継続的な教育とナレッジ共有が鍵となります。


導入時に注意すべき課題

リソース不足

カスタマーサクセスを社内に構築するには、専任人材やシステム導入が必要となり、初期投資がかかる点に注意が必要です。

成果が出るまでに時間がかかる

即効性がある施策ではないため、定期的な振り返りと長期的視点が求められます。

サポートとの役割分担

社内での業務切り分けが曖昧だと、顧客対応に混乱が生じるため、明確な体制整備が欠かせません。


まとめ

カスタマーサクセスは、顧客との関係を「契約」で終わらせず、「成果」でつなぐ仕組みです。顧客の成功を支援することで、企業の収益も安定・拡大していきます。これからの営業・マーケティングにおいて欠かせない要素として、積極的な導入と体制整備が求められています。