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ホールパートって?PREP法との違いは何?

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監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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会議やプレゼン、商談などで「話がまとまっている人」と「何を言いたいのか分からない人」の差は、話の組み立て方にあります。なかでも「ホールパート法」は、分かりやすく伝えるための有効なフレームワークのひとつです。一方で、PREP法と混同されることも多く、違いを理解できていない人も少なくありません。本記事では、ホールパート法の基本的な内容とPREP法との違い、実践のポイントをわかりやすく解説します。

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ホールパート法とは?

ホールパート法(Whole-Part法)は、まず全体像を示し、その後に各要素の詳細説明を行う話の構成方法です。
「ホール(全体)」→「パート(部分)」という流れで情報を整理することで、聞き手に「今から何の話をするのか」「全体の中のどの部分の話をしているのか」を意識させ、理解を助ける効果があります。

例:
「本日は新製品の販売戦略についてご説明します(全体)。
まずは市場分析、次にターゲット層、最後に販売チャネルについて順に説明します(部分)。」


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PREP法とは?

PREP法は「Point(結論)」「Reason(理由)」「Example(具体例)」「Point(結論)」の順に話を構成する手法です。
相手に説得力のある説明を短時間で行うことを目的とし、結論を繰り返すことで要点を強調し、納得感を高めます。

例:
「新製品はターゲット層に非常に魅力的です(結論)。
その理由は市場調査で〜がわかっています(理由)。
実際、昨年の似た製品では〜という実績があります(具体例)。
だからこの製品は魅力的なのです(結論)。」


ホールパート法とPREP法の違い

比較項目ホールパート法PREP法
主な目的話の全体像を理解させ、詳細にスムーズに入るための整理手法短時間で説得力ある結論を伝え、納得感を高めるための説得手法
構成順序全体 → 各部分の詳細結論 → 理由 → 具体例 → 結論
活用場面会議の議題説明、研修、長めのプレゼン上司への報告、商談、短めのプレゼン
伝わる効果話の道筋や流れが理解しやすくなる要点が短時間で理解・納得されやすくなる

ホールパート法を実践するポイント

  • 最初の「全体説明」を省略しない
     聞き手に「今から何の話をするのか」を伝えて安心感を与える。
  • 部分説明の順番を整理する
     全体から細部に進むため、各パートを論理的な順番で並べる。
  • 話の流れを明確にする
     話がどこまで進んだか、途中で一度全体に戻って確認するのも効果的。

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まとめ

ホールパート法は、「全体から部分へ」という流れで話を構成し、聞き手の理解を助ける方法です。一方、PREP法は結論を強調して説得力を高める手法であり、両者は目的や使いどころが異なります。

場面に応じて両方の使い方を理解し、話し方のバリエーションを増やすことで、相手に伝わる力が格段にアップするでしょう。

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