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離職票はいつ届く?手続きや書き方について解説

お役立ち情報
監修者
竹村 直浩
竹村 直浩

<経営管理のプロ・数多の組織経営>
会計事務所経験からキャリアをスタート。
約30年間にわたりデータベースマーケティング、起業のみらずBPO業務および新規事業の立案に従事。
現在は、自らが代表を務める会社の経営の傍ら、経営管理および新規事業立案等の業務委託を請け負う

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会社を退職したあとに届く「離職票」。ハローワークでの失業手当申請などに必要な大切な書類ですが、いつ届くのか、どのような手続きがあるのか不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、離職票が届く時期、受け取るための流れ、必要書類や書き方、注意点までを詳しく解説します。スムーズに失業給付を受けるためにも、しっかり確認しておきましょう。

離職票とは?

離職票とは、退職したことを証明する書類で、主に「失業保険(雇用保険)の給付手続き」に使用されます。正式には以下の2種類があります。

書類名内容
離職票-1雇用保険の被保険者であった期間や退職理由、賃金支払状況などを記載
離職票-2退職前6か月間の賃金情報が記載されており、失業給付額の計算に使用される

これらの書類は、ハローワークでの手続き時に必ず提出が必要となるため、受け取りのタイミングと保管には注意が必要です。


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離職票はいつ届くのか?

離職票は、退職後に会社が発行するものですが、実際に手元に届くまでには数日~2週間程度かかるのが一般的です。

退職日書類の手続き離職票が届く時期の目安
退職日会社がハローワークへ離職証明書を提出約1週間〜10日後に発行
離職票発行後会社が自宅へ郵送、または手渡し通常2週間以内には届く
トラブルがある場合手続きが遅れる、事務処理に時間がかかるなど最長で1か月ほどかかるケースもあり

早めに必要な場合は、会社側に「離職票が必要である」旨をあらかじめ伝えておくとスムーズです。


離職票を受け取るまでの流れ

離職票の交付は自動的に行われるものではありません。以下の手順を踏む必要があります。

ステップ内容
ステップ1退職後、会社が「雇用保険被保険者資格喪失届」と「離職証明書」を作成・提出
ステップ2ハローワークが書類を確認し、「離職票-1」「離職票-2」を会社に返送
ステップ3会社が本人に離職票を郵送または手渡し
ステップ4本人が離職票をハローワークに持参し、失業手続きへ進む

「離職証明書の発行に同意しない」と申し出た場合は、離職票は発行されません。失業給付を受ける予定がある方は、必ず同意しましょう。


離職票の書き方と記入のポイント

通常、離職票は会社側が作成しますが、確認すべき項目があります。

チェック項目ポイント
退職理由の記載内容自己都合退職、会社都合退職の違いは給付に大きく影響。誤りがあれば訂正を依頼すること
賃金額の記載直近6か月の平均賃金が正しく記載されているかを確認
住所・氏名などの個人情報誤字脱字がないか、旧姓になっていないか確認

誤記があった場合は、会社またはハローワークに早めに申し出ましょう。


離職票が届かないときの対処法

予定日を過ぎても離職票が届かない場合は、以下の方法で対応できます。

状況対応方法
発送が遅れている会社に進捗状況を確認。退職後1週間経過しても何も届かない場合は必ず問い合わせる
発送済みと言われたが届かない郵送事故の可能性あり。再発行を依頼することができる
発行手続きをしていない離職票の発行を希望していたか確認し、会社に改めて依頼する必要がある

離職票がないと失業給付申請ができないため、早めの確認が重要です。


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まとめ

離職票は、失業給付などを受けるために必須の重要書類です。退職後2週間以内に届くのが一般的ですが、状況によっては遅れることもあります。スムーズに退職後の手続きを進めるためには、離職票の仕組みや発行の流れをあらかじめ理解し、会社とのやりとりを円滑に行うことが大切です。必要な書類はきちんと保管し、万が一届かない場合にはすぐに対応できるよう備えておきましょう。